今日、かつらを着用するユーザーは推定80万人ともいわれています。かつらは、毛髪、ベース、装着部材からなり、毛髪は人毛または人工毛、ベースはネットまたは特殊素材(人工皮膚)、装着部材にはピンで留めるストッパー、両面テープ、接着剤などが用いられ、これらの組み合わせで商品のバリエーションが生まれます。
かつらメーカーの努力にもかかわらず、従来のかつらはその構造上、見た目、使い勝手、QOL(クオリティーオブライフ)などの点で十分な顧客満足を得るソリューションとは必ずしもなりえていません。見た目では、生え際の不自然さや、ヘアスタイルを自由に変えられないことなどから、周囲にかつらとわからせずに着けることが困難でした。強くひっぱるとはずれてしまう、脱毛のある部位のみに着けることができないなど、使い勝手の悪さも否めません。QOLの面では、入浴時に洗髪できない、着けたまま就寝できない、そして何よりも高温多湿の夏場などは汗でむれやすく、トイレに駆けこんではかつらをはずして頭皮をぬぐうなどしなければなりませんでした。

株式会社プロピアが薄毛や脱毛症に悩む16歳~69歳の男女 1648名を対象に実施したインターネット調査によると、現在、かつらや増毛サービスを利用されている方は過半数(56%)にのぼりましたが、このうち、現在のかつらやサービスに満足している方は 34%にとどまり、28%の方が“ 満足していない ”と回答しています。
不満の内訳を見ると、購入・支払の料金、生え際の不自然さ、ヘアスタイルを柔軟に変えられないこと、ずれたりはずれたりする不安があること、などの不満度が高くなっています。
こうしたかつらの課題の解決に努めたたのが「ヘアコンタクト」です。
コンタクトレンズが世の中に登場して以後も眼鏡愛用者が存在するように、長年愛用された方に はかつらのよさがあるでしょう。しかし、コンタクトレンズが眼鏡ではないように、「ヘアコンタクト」はもはやかつらではなく、新しいカテゴリーが誕生したのです。


カツラのデメリットを払拭し、使いたいときだけ使いたいというニーズに応え生まれたのがヘアコンタクトフリーです。
2009年11月発売の「ヘアコンタクト フリー」はこの課題を解決した商品です。
自毛とまったく同じように扱いたい方には従来の「ヘアコンタクト」をおすすめしますが、生活シーンや目的にあわせてより手軽にお使いいただくには「ヘアコンタクト フリー」が新しい選択肢となります。
数回の着脱に十分耐える構造をしておりますので、お子さんの入学式で使い、参観日に使い、運動会でまた使う、といったように、経済性にもすぐれています。一般の理容店や美容店でも扱うことができ、慣れれば自分でも着脱が可能ですので、その用途は未知数の広がりを秘めています。
| 1997年 | 12月 | 20名のプロジェクトチームでヘアコンタクトの開発開始 植毛機の開発に加え、人工毛開発に帝健、皮膜および吸着剤の開発に大手化学薬品メーカーが参加 |
|---|---|---|
| 2003年 | 1月 | ヘアコンタクト完成 |
| 4月 | 埼玉・越谷工場運転開始 植毛機量産型1号機導入(2台) | |
| 5月 | ヘアコンタクト販売開始(先行予約販売) | |
| 2004年 | 4月 | 植毛機2号機完成 46台まで順次導入 |
| 11月 | 植毛機3号機(高速型)開発開始 | |
| 2005年 | 2月 | 植毛機3号機完成 越谷工場にて試験運転開始 |
| 4月 | つくば工場取得 敷地面積1万坪 | |
| 6月 | つくば工場運転開始 3号機を順次導入(現在250台) | |
| 11月 | ヘアコンタクト派生商品(ひげ)外販開始 | |
| 2007年 | 10月 | 汎用型ヘアコンタクト(円形タイプ)外販開始 |
| 2009年 | 2月 | ヘアコンタクト派生商品(まつ毛)外販開始 |
| 11月 | ヘアコンタクト フリー外販開始 |







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